2022.01.10
冬に実践したいダイエット3選!
春夏秋冬、季節を問わず通年で女性を悩ませる問題、ダイエット。夏は食欲があまり湧かないこともあり、比較的ダイエットが捗りますが、冬はおいしいものも多くてなかなか食事制限が難しいですよね。
そこで今回は、冬でも簡単に実践できるダイエットを3つ紹介します。おいしく楽しく食事も楽しみつつ、かつダイエットにも繋がる日々の過ごし方の工夫について見ていきましょう。ぜひチェックしてみてくださいね。
冬のダイエットならこの3つ!
1年のうち、もっとも太りやすい季節だといわれている冬。「冬太り」という言葉もあるくらいで、冬になるとなかなかダイエットが上手くいかないものです。
冬に太ってしまう理由はさまざまですが、原因の一つに寒さによる冷えが挙げられます。寒さで身体が冷えてしまうと、エネルギーを消費する基礎代謝が落ちてしまいます。基礎代謝が低下することで、食事によって摂取したエネルギーが上手く消費されず、結果として太ってしまうのです。
冬のダイエットで大切なのは、基礎代謝を落とさないことです。そのためにも、以下の3つに取り組んでいきましょう。
- 野菜多めのお鍋を食べる
- 温かいお風呂に浸かる
- 身体を冷やさないようにする
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
野菜多めのお鍋を食べる
ダイエットを失敗してしまう原因の多くに、「食事制限が辛い」という理由が挙げられます。食べたいという欲求を我慢して行う食事制限は非常に難しく、同時にストレスも溜まりやすいもの。無理せず楽しくダイエットを行うためには、食事を我慢しないことが大切です。
そこでおすすめしたいのが、野菜のたっぷり入った温かいお鍋を食べること。冬は寒く身体も冷えてしまいがちですが、ほかほかのお鍋を食べることで身体の内側から温まり、かつおいしくお腹を満たすこともできます。
「でも、鍋ってなんだか太りそう……」と思う方もいますよね。しかし、鍋はさまざまな野菜や良質なタンパク質を一度に食べることのできる優れもの。投入する具材によってはカロリーも低くおさえることができ、非常にヘルシーなダイエット食であるといえます。
室内で暖房を効かせたり、カイロなどを使ったりしてもまったく身体が温まらないという方は、ぜひお鍋を食べて身体の芯から温まってみましょう。
鍋に入れるおすすめの具材
せっかくダイエットをするのですから、鍋に入れる具材はヘルシーなものを選びましょう。おすすめはささみや鶏むね肉、白身魚などの低脂質・低カロリーな具材です。お米を投入して雑炊のようにしたくなってしまうかもしれませんが、炭水化物の過度な摂取は控えましょう。
その他、身体を温める効果を持った食材を入れるのもおすすめです。ショウガオールやカプサイシンが豊富に含まれている生姜やキムチなどを入れると、より身体がポカポカと温まってくるはずです。
温かいお風呂に浸かる
普段は時間がないからと、湯船に浸かってゆったりと過ごす時間を省いてはいませんか?実は冬にダイエットを行う上で、しっかりと湯船に入って身体を温めることはとても大切なのです。シャワーだけでは満足に身体が温まらず、基礎代謝が落ちるばかりか入浴で得られるはずの疲労回復効果まで逃してしまうことになります。寒い冬は時間を惜しまず、ゆっくり湯船で身体を温めましょう。
しかし、体温を上げたいからといって温度の高いお湯に浸かるのはNGです。お湯の温度が高いと入っている間に一気に発汗してしまい、お風呂を出た後に急激に体温が下がって湯冷めしてしまうことも。
身体を温めるためには、38度から40度ほどのややぬるめのお湯に浸かるのが一番です。浸かる時間は長すぎも短すぎもしない15分程度がよいでしょう。ほどよい時間、ぬるめのお湯に浸かることで、全身の血行が促進され、身体がポカポカと温まります。
半身浴が好きという方もいるかもしれませんが、身体を温める目的で入浴する場合は、必ず肩までしっかりと湯船に浸かりましょう。
冷え改善の入浴剤を使用しても◎
より身体を温めたい!という方は、冷えを改善するためにおすすめの入浴剤を使用しましょう。
冷え性改善に最適な入浴剤は、炭酸ガス系の製品です。炭酸ガスの入浴剤を使用した湯船に浸かると、全身の毛細血管が広がり、血行が促進され体温の上昇に繋がります。身体を温めてくれるだけでなく、全身の凝りや疲労も改善してくれるため、より高いリラックス効果を得ることができます。
その他、無機塩類系の入浴剤もおすすめです。発汗作用があり、使用すると新陳代謝が高まります。ぜひ気になった入浴剤を使ってみてくださいね。
身体を冷やさないようにする
冬にダイエットを行う際、大切なのは常に身体を冷やさないよう注意することです。体温が低くなると代謝機能が低下し、太りやすい身体になってしまいます。それを阻止するためにも、常に温かくしていられるよう工夫して過ごしましょう。肌着はヒートテックのような防寒インナーを使用し、室内でも必要であれば温かい素材のルームウェアを活用してください。いつでもどこでも持ち運べるカイロを携帯するのもおすすめです。
また、普段愛飲している飲み物にも注意が必要です。意外に思うかもしれませんが、ホットミルクやコーヒー、緑茶、豆乳などは身体を冷やしてしまう飲み物です。これらを愛飲していると、知らず知らずのうちに体温を下げてしまっている恐れも。
身体を温めるためには、紅茶や黒豆茶、ほうじ茶、玄米茶などを飲みましょう。紅茶などのように、茶葉を焙煎して発酵させるような飲み物は、身体を内側から温めてくれる効果を持っています。ぜひ普段の生活に取り入れてみてください。
冬のダイエットを成功させるために
冬はただでさえ体重が落ちにくいもの。そのため、いくらダイエットを頑張ってもなかなか思うような成果が得られないこともあるでしょう。しかし、そこで「もう好きなものを好きなだけ食べちゃいたい!」とやけになってはいけません。
今回紹介したダイエットは、どれも長期的な継続があって初めて効果を発揮するダイエット方法です。短期間で体重が大幅に落ちるようなダイエットではありません。つまり、短いスパンで結果を求めるのではなく、長い目で見て気長に続けていく必要があるのです。たったの数日や数週間で「体重が思うように減らない……」と落ち込むのではなく、数か月単位の長い期間でまったりと継続していってください。
もちろん、今回紹介したダイエットだけでは物足りない!という場合は、糖質制限や適度な運動なども併せて行ってみるとよいでしょう。ただし、無理は禁物です。必要以上にストイックなダイエットを実行してストレスを溜めてしまうよりは、自分の性格や生活スタイルに適した方法を選択するのが最善です。あくまで頑張り過ぎず、できる範囲でのダイエットを続けていきましょう。
あったかダイエットで冬を乗り切ろう
冬に行うダイエットのキーワードはズバリ「温」。寒さで身体が冷えると基礎代謝が低下し、カロリーを貯めこむばかりの太りやすい体質になってしまいます。そうならないためにも、冬はできるだけ身体を温め、冷えを避けるようにして過ごしてみましょう。
温かいお鍋を食べたり、温かいお湯に肩までしっかり浸かって入浴したりするのがおすすめです。食事や入浴以外の普段の生活でも、ホットミルクやコーヒーといった身体を冷やす飲み物は避け、紅茶やほうじ茶などの身体を温める飲み物を愛飲してみてください。効果はすぐにはあらわれないかもしれませんが、日々の積み重ねで代謝のよい痩せやすい身体づくりができるはずですよ。