コラム

2021.07.09

ウォーキングに美容やダイエット効果があるってホント?歩いて美しくなる方法をご紹介

昨今の、おうち時間の増加やテレワークの導入で、運動不足の方が増えてきました。
また、「コロナ太り」という言葉をよく耳にするかと思います。

運動不足解消のため、「運動を始めよう!」と考える方もいるのではないでしょうか。

最近、そういった方に注目されているのが「ウォーキング」です。
ランニングほど敷居が高くないので、すぐに始められるのが良いですよね。
ですが、ウォーキングをキチンと理解されてる方は少ないと思います。

「ウォーキングに、ダイエット効果ってあるのかな?」
「ウォーキングをすると良いらしいが、何が正しいウォーキングなんだろう。」
「ウォーキングすると、メンタルにはどんな影響があるんだろう?」
「ウォーキングが美容にも良いってホントかな?」

ひと口にウォーキングとはいっても、分からないことだらけですよね。
本記事では、こういったお悩みに応えていきます。

本記事で分かることは以下のとおりです。

  • ウォーキングがダイエットになぜ良いのか?
  • ウォーキングがメンタルにも良い理由
  • 正しいウォーキングのやり方
  • ウォーキングにおススメの時間帯
  • ウォーキングが美肌に良い理由

ウォーキングへの理解を深めていただき、ぜひウォーキングに取り組んでいただければ幸いです。

 

 

ウォーキングがダイエットに効く理由

ウォーキングには以下の効果があります。

  1. 脂肪燃焼
  2. 血流促進
  3. 下半身の筋肉増加(痩せやすくなる)

それぞれの効果を確認していきましょう。

 

①脂肪燃焼効果

ウォーキングは、脂肪を燃焼する効果があります。
それは、ウォーキングが「長時間の有酸素運動」だからです。
有酸素運動とは、軽い負荷を長い時間かけて行う運動のこと。

長時間、酸素を取り込みながら行う有酸素運動は、例えるならガソリンで動く車です。
車はアクセルを踏み込むと、燃料であるガソリンを燃焼し走行します。
この燃料にあたるのが、糖質や脂肪なのです。

ですから、脂肪や糖質を燃料にするウォーキングには、脂肪燃焼効果があると言えます。

 

②血流促進

ウォーキングをすると、有酸素運動による効果で、血の巡りがよくなります。
血流が良くなると、以下のようなメリットがあります。

  • 冷え性の改善
  • むくみの改善
  • 体温の上昇

また、ふくらはぎの血流が良くなるのは大きなメリットです。
ふくらはぎは、「第二の心臓」と呼ばれています。
心臓から送り出された血液を、ふくらはぎが心臓に送り返すポンプの役割をしています。

ふくらはぎのポンプ機能が低いと、心臓・血管の両方にダメージを与えてしまいます。
さらに、血栓などもできやすく命のキケンもあります。

ウォーキングをして血流を促進することは、命を守ることにも繋がるのです。

 

③基礎代謝の上昇(痩せやすくなる)

ウォーキングをすると、下半身が鍛えられ「基礎代謝」が上がります。
基礎代謝とは、「何もしなくても消費されるカロリー」のこと。
筋肉が多いと、筋肉を維持するためにカロリーが必要になります。
つまり、筋肉量が多ければ、何もしなくてもカロリーが消費されるのです。

じつは、全身の筋肉の割合は下半身が70%。
痩せたいのなら、筋肉量の多い下半身を鍛えるのが最短コースと言えます。

ですから、ウォーキングをして下半身の筋力を増やしましょう。
すると、基礎代謝が上昇してダイエット効果が期待できますよ。

 

 

ウォーキングは、心の健康にも良い

ウォーキングは、メンタルの健康維持に期待ができます。
ウォーキングによるメンタルへの健康効果は以下のとおりです。

  • リフレッシュ効果
  • セロトニンの分泌
  • ストレスの軽減
  • 集中力の向上

特にセロトニンの分泌は、メンタルケアに大きく作用します。
セロトニンとは神経物質の1つで、感情のコントロールやメンタルの安定に関わります。

セロトニンは、別名「幸せホルモン」と呼ばれるもの。

仮にセロトニンが少ないと、鬱や睡眠障害を起こし、それにより体調にも悪影響を与えてしまうのです。

ウォーキングをすることで、セロトニンが増え、活力のなる日々を送れるようになります。
また、セロトニンは「太陽の光を浴びる」と増えます。

天気の良い日にウォーキングすることは、最高のセロトニン分泌を促す方法です。
毎日を楽しく過ごすため、外に出てウォーキングをしましょう。

 

 

ウォーキングの正しいやり方

どれくらいウォーキングすればいい?

「ウォーキングは何分すればいいんだろう?
長ければ、長いほどいいのかな?」

ウォーキングは、開始してから15分くらいで体脂肪が使われ始めます。
ですから、最低15分以上を目安にするといいでしょう。
15分でしたら、無理せず続けることができるはずです。

また、長ければいいというものではありません。
もし、1時間以上かけると、身体は生命維持の為に脂肪をため込もうとします。

それでは、ダイエットとしては逆効果になってしまいます。

最低15分以上、一時間以内がベストと言えます。
おススメは、30分程度がちょうどいいですよ。

 

ウォーキングの正しいフォーム

ウォーキングの正しいフォームは、以下のとおりです。

  1. 頭が上から引っ張られているイメージで、背筋を伸ばす
  2. アゴを引き、前方を見る
  3. 肩・腕の力は抜き、足の動きに合わせてテンポよく振る
  4. お腹を引き締める
  5. 足は、かかとから着地する

せっかくのウォーキングも、正しく行わなければ効果は半減してしまいます。
また、間違えたフォームで行うと、膝に負担がかかり、ケガの原因にもなってしまいます。

正しいフォームを身に着けて、ダイエット効果を最大限に発揮しましょう。
最初はむずかしく感じるかもしれませんが、回数をこなすことで自然と行えるようになりますよ。

 

 

ウォーキングにおすすめの時間帯

ウォーキングを行う時間は、断然「朝」がおススメです。
なぜなら、朝にウォーキングをすると脂肪燃焼効果を向上できるから。

通常、運動をする際のエネルギー源は「糖質」を消費しています。
ところが、朝は、体の中に糖質が不足している状態です。
これは、睡眠中に糖質を補給できないことが原因。

糖質不足の状態では、ウォーキング時のエネルギーを別のもので補わなければなりません。
そこで、糖質の代わりに使われるのが「脂肪」なのです。
ですから、ウォーキングの効果を高めるなら、脂肪を燃焼できる朝がおススメとなります。

 

【注意】起きてすぐのウォーキングは避けましょう。

起床時の体は下記のような状態にあります。

  • 水分不足
  • 血液ドロドロ
  • 血圧が高くなる時間帯

起きてすぐのウォーキングは、体にとって負担になることがあります。
起床後30分くらいは、軽いストレッチと水分補給をして過ごしましょう。

また、血圧が高い人は時間帯を変えましょう。

なぜなら、朝は血圧が上がる時間帯です。
血圧が高い人が、朝のウォーキングをすると、血圧がさらに上昇します。
すると、以下の症状を引き起こすリスクが高まります。

  • 心筋梗塞
  • 狭心症
  • 脳梗塞
  • 脳卒中

血圧が高い方は、お昼や夜のウォーキングにして時間帯を調整しましょう。

 

 

じつは美肌にも良い

ウォーキングには、「美容効果」も期待できます。
ウォーキングの美肌効果は、以下のとおりです。

  • 血流が良くなり、顔のくすみ・むくみが改善される
  • 汗をかくことによるデトックス効果
  • 冷え性などの体質改善
  • 肌のターンオーバーを促す

特に重要なのは、体質改善です。
女性は、冷え性の方が多いですよね。
冷え性は、手足が冷えるだけでなく、美容面でも良くありません。

  • 肌のターンオーバーが遅れる
  • 肌荒れ
  • ニキビ
  • 乾燥肌
  • くすみ
  • シワ
  • シミ

このように、冷え性は美容に悪影響を与えてしまうのです。
せっかく普段しっかりスキンケアをしているのに、もったいないと思いませんか。

ぜひ、ウォーキングで冷え性を改善し、美しさに磨きをかけていきましょう。

 

 

まとめ

本記事の内容をまとめます。

  • ウォーキングには、「脂肪燃焼」というダイエット効果がある
  • ウォーキングをすると、セロトニンが分泌され、メンタルケアにつながる
  • ウォーキングは、朝にするのがおススメ【ただし、高血圧の方は避けるべき】
  • ウォーキングには、アンチエイジング効果があり、美肌を期待できる

ウォーキングは、気軽に誰でも始めることができる運動です。
健康効果が高く、非常にコスパが良いと言えるのではないでしょうか。

ハードな運動でもないので、継続しやすいのも魅力的です。
ぜひ、ウォーキングを習慣化して、健康的な身体とメンタルを手に入れましょう。