2022.06.02
セルフマッサージ~顔編~
朝メイクをしようと鏡をみたら、顔がパンパン・・・そんながっかりな経験をした方は多いのではないのでしょうか?
遊びに行く前や、大事なリモート会議前にこんな状態になると落ち込みますよね。
本記事では、そんな困った「顔のむくみ」の原因と、それを解消する効果的な方法をご紹介していきます。ぜひ最後までご一読下さい!
顔のむくみの原因
そもそも「むくみ」はなぜ起こるのでしょうか?
むくみとは、体の中の水分バランスが崩れ、余分な水分が皮下に溜まっている状態を指します。ではなぜそのような状態になってしまうのでしょうか。
代表的な原因として考えられるのは、以下の3点です。
睡眠不足
しっかりと睡眠をとれている時は、体内の水分バランスが崩れることはまずありません。
なぜなら「余分な水分を、血管やリンパ管が吸収してくれる」からです。
※血管やリンパ管には、余分な水分や老廃物を体外に排出してくれる働きがあります。
しかし、睡眠不足で自律神経が乱れると、血管やリンパ管が疲れてしまい、余分な水分をうまく吸収してくれなくなります。血管やリンパ管が吸収してくれなかった水分は当然、体内(皮下)に残るので、浮腫んでしまうのです。
お酒を飲む
お酒(アルコール)を飲むと、血中アルコール濃度が上昇することにより血管が拡張し、血管から染み出す水分が増加します。これだけでもむくみに繋がるのですが、さらにお酒のおつまみとして「しょっぱいもの」を食べる人も多いでしょう。
そうなると体が「体内の塩分濃度を一定に保たなければ!」と判断し、さらに水分をため込んでしまうのです。
生理前・生理中
ホルモンバランスの乱れによってむくみが起きている場合もあります。
特に生理前後に分泌されるホルモンには、体内に水分を溜め込む作用があるため、どうしてもむくみが生じやすくなります。
顔のむくみを放置するとどうなるの?
さて、前章までは「顔のむくみの原因」をご紹介してきました。
ここまでお読みいただいた方の中には「お付き合いもあるし、飲酒の機会を減らすのも、睡眠時間を確保するのも難しい・・・。」と感じた方も居らっしゃるかもしれません。
しかし、むくみは放置すると想像以上に体に悪い影響を与える可能性があるのです。
特に懸念される症状には次のようなものがあります。
老け顔になる
むくんでいる状態=余分な水分が溜まった状態を放置すると、それらが重力でどんどん下がり、頬がたるんできてしまいます。
頬のたるみは、ほうれい線に直結します。こうなると、一気に老けた印象になってしまいます。
顔が大きくなる
重力で頬が下がる、とお伝えしましたが、下がるのは頬だけではありません。
顔全体も少しずつ下がってきてしまうのです。
これはいわゆる「たるみ」というもので、顔全体の輪郭も変えてしまいます。
特にむくみによる「たるみ」は、水分を含んでいるため、全体的にボヤッとした印象になりやすく、顔が大きく見える原因にもなってしまうのです
体調不良の原因になる
余分な水分が溜まっているということは、老廃物も溜まっている状態です。
老廃物が体内に停滞しているということは、健康面にも大きな影響を与える可能性が十分にあります。
心理的な悪影響
上述した「身体的な変化」により、気持ちにも悪い影響が及ぶことが考えられます。朝、鏡を見たときに「自分、疲れてるな。」「最近メイクが映えないな。」と、感じるとどうしてもネガティブな気持ちになってしまいますよね。
毎日毎日それが蓄積されることで、心にも悪い影響を与えてしまう可能性があるのです。
このようなことから、お顔のむくみは決して軽視せず、適切な対処をしていくことをおすすめします。
生活習慣の改善ができればベストですが、それ意外にも簡単な解消法もたくさんあります。次の章では「なるべく取り入れやすく、継続しやすいおすすめの解消法」をご紹介していくので、ぜひご参考にしていただければと思います!
むくみを解消しよう!
おすすめのセルフマッサージ方法
それでは、むくみを解消する具体的な方法をご紹介していきます。
少しまとめると、むくみの原因は「余分な水分を溜め込んでしまうこと」でしたね。
ということは、簡単に言えば「水分を体外に排出すればいい」のです!
そのためにはマッサージがとても効果的です。
ここからは手軽で効果的なセルフマッサージの方法をご紹介していきます。
顔全体のリンパの流れを促す
『内から外マッサージ』
- 両手の指先をおでこに当てたまま、耳に向かって優しく撫でます。
- 同じ要領で、今度は鼻横に両手の指先を当てたまま、耳に向かって優しく撫でます。
- 同じ要領で、顎先から耳に向かって、フェイスラインを優しく撫でます。
- 耳の裏に指の腹を当てたまま、鎖骨の凹みまでゆっくり撫でます。
コツは「力を入れすぎないこと」「息を吐きながらリラックスした状態で行うこと」です。ちょっとした休憩時間に行うこともオススメですが、このケアを行う一番オススメのタイミングは、朝・夜のスキンケア時です。
保湿液やオイルを塗るタイミングで行うことで、お肌への摩擦を軽減しながらマッサージすることができます。
まぶたを重点的に!
『くぼみ押しマッサージ』
- 両手の親指の腹を眉頭の下の凹みにあて、3秒グッと押します。
- 指を凹みから離します。
- 両手の指の腹4本を使い、両方の眉下を軽くたたきます。
同じ手順を3~5回繰り返します。
まぶたのツボを押した後に、全体に適度な刺激を与えることで血行を促進し、むくみを軽減する効果が期待できます。お仕事の合間にもできるおすすめの方法です。
肩をほぐして顔の血流を改善
『肩マッサージ』
- 手を下げた状態で、両肩を3回、ゆっくり大きく回します。
- 一呼吸ついた後、姿勢を正し、正面を向いたまま顔を横に倒します。
(耳を肩につける感覚で行います。) - 伸びた首筋を、手のひらで優しく撫でます。
同じ手順を、左右3回ずつ繰り返します。
肩こりも血行やリンパの流れを滞らせる原因です。
顔だけではなく、肩からもアプローチすることで、むくみの改善に繋がることが期待できます。
セルフマッサージをさらに効果的に!
むくみ解消おすすめグッズ
「もっと効果が欲しい!」という方には美容グッズもおすすめです。
続いて、むくみ解消の厳選アイテム3点をご紹介します!
カッサ
- 天然石などから作られた薄いプレート状の美容グッズ
- 肌の上を滑らせることで血行やリンパの流れを良くする効果が期待できる
- 全身用~フェイス専用まで幅広くラインナップあり
フェイスローラー
- むくみとりの定番ともいえる人気アイテム
- 多くのメーカーから発売されているので、自分の輪郭に適したアイテムを選んで購入することができる
EMS美顔器
- 微弱な電流を与え、顔の筋肉にアプローチするアイテム
- ほうれい線やお肌のたるみケア用のアイテムなので、お顔のむくみが慢性化し、まずは現状を改善したいという方におすすめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では、顔のむくみの原因から対処法までご紹介してきました。ほとんどの女性を悩ませる、深刻なお顔むくみの問題ですが、解消法は意外にもたくさんありましたね。
ぜひこちらでご紹介したセルフマッサージ方法やアイテムを参考に、ご自身にあった対策を行ってみてくださいね。