コラム

2022.08.05

夏の肌荒れ「3つの原因」を解説!予防と対策方法もご紹介

暑い夏、肌にとっては過酷な季節です。紫外線や冷房などの影響で、肌のコンディションが乱れてしまう方が多いのではないでしょうか?そこで今回は、夏に肌荒れをしてしまう原因や、対策方法をまとめました。

すぐに真似ができるスキンケア方法までご紹介するので、さっそく今日から取り入れてみてください。まずは、 夏に肌荒れをしてしまう原因から見ていきましょう。

 

 

夏の肌荒れ3つの原因

夏に肌荒れをしてしまうのは、主に以下の3つが原因です。

  • 紫外線ダメージ
  • 冷房よる乾燥ダメージ
  • 過剰に分泌される皮脂や汗

夏場は、一年で最も紫外線が降り注ぐ季節。強い紫外線のダメージや、室内で使うエアコンのダメージなどが肌に現れると、肌荒れを引き起こす場合があるのです。また、暑くて汗を大量にかくのも原因のひとつ。汗と皮脂が混ざり合い、ニキビなどの肌荒れを引き起こすこともあります。

紫外線・エアコンによる乾燥・皮脂や汗の影響で、肌はどのようにダメージを受けてしまうのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

 

肌荒れ原因①紫外線

夏の肌荒れは、紫外線によるダメージが原因の可能性が高いです。強い紫外線は、肌表面に炎症を起こしたり、シミの原因を作ったりします。肌がダメージを受けると、水分を保持する役割であるバリア機能が弱まってしまいます。理想的な水分を抱え込めなくなったお肌は、水分不足により肌表面がゴワつきます。

また、紫外線は、肌の内部にまで届く光線です。肌を支えるサポート組織であるコラーゲン・エラスチンを破壊するといわれています。長期的に見ると、紫外線が原因で、肌のたるみを引き起こしたりシワが深くなったりしてしまうのです。

 

肌荒れ原因②冷房よる乾燥

夏は、冷房が原因で乾燥肌になりやすい季節です。冷房を使うと、室内の温度だけではなく湿度も下がります。そのため、空気が乾燥して、肌の水分が奪われてしまうのです。

さらに、冷房の風に直接あたることで、肌表面はさらに乾燥しやすくなります。オフィスで毎日冷房に当たる方は、慢性的な乾燥肌になる可能性が高まるでしょう。

 

肌荒れ原因③皮脂や汗

夏に引き起こる肌荒れは、大量に分泌される皮脂や汗が原因です。汗が蒸発するときは、角層の水分も一緒に奪われます。そのため、大量に汗をかくほど、肌は乾燥していってしまうのです。

さらに、夏場は冬と比べて、約1,4倍から2倍程の皮脂分泌があるといわれています。冬と同じような洗顔方法では、皮脂や汗が落ちきれていない可能性があります。汚れが残ったままの肌は毛穴が詰まりやすく、ニキビや吹き出物を引き起こすことに繋がるのです。

 

このように、夏の肌荒れの原因はひとつではないことがわかりました。次は、3つの肌荒れ原因をふまえてた、肌荒れ対策方法をご紹介します。

 

 

夏の肌荒れ対策

夏の肌荒れ対策として、以下の3つを意識してお手入れをするようにしてみてください。

  • 紫外線から肌を守る
  • 保湿を意識したスキンケアを行う
  • 皮脂や汗をしっかりと洗い流す

しっかりと対策ができるように、おすすめのスキンケア方法を詳しく解説していきます。

 

 

夏におすすめのスキンケア方法

夏におすすめのスキンケア方法を3つご紹介します。簡単に真似ができる方法をまとめたので、今日から取り入れてみてください。

 

日焼け止めを使う

夏は、日焼け止めを使う習慣をつけましょう。紫外線が強くなるのは5月頃からといわれています。そのため、本格的な夏が始まる前から、日焼け止めは毎日使うのが鉄則です。外出をする際は、たとえ近所へのお出かけであっても、日焼け止めを必ず塗るようにしましょう。

特に、太陽の光を浴びやすい額や頬、鼻筋には多めに塗るのがおすすめです。また、帽子や日傘、アームカバーなどを着用して、肌に直接当たる紫外線をカットする方法も取り入れてみてください。

 

保湿パックを取り入れる

夏場の保湿ケアには、 パックを取り入れてみましょう。パックのなかでも、特におすすめなのはローションパックです。ローションパックは、水分を肌に浸透させるため、水分不足になりやすい夏場のケアに適しています。

やり方は、コットンや市販のシートに化粧水を染み込ませて、数分間顔に乗せておくだけの簡単な方法です。数分後にパックを外して、残っているローションを顔に浸透させてください。普段のスキンケアよりも、じっくりと水分を肌に届けることができます。ローションパックの後は、自分の肌に合わせてクリームや乳液を重ねておきましょう。

 

正しい洗顔をする

夏は、洗顔を丁寧に行いましょう。皮膚には、日中に分泌される汗や皮脂、さらに日焼け止めがついています。毛穴に入り込んでしまう場合もあるため、丁寧に汚れを浮かせながら洗うようにしてみてください。

夏は、洗浄力が高いクレンジングオイルを取り入れてみたり、泡立ちのよい洗顔フォームを使ったりするとよいでしょう。洗浄力が高いアイテムは、毛穴の頑固な汚れも洗い流してくれます。汚れ残りによる毛穴詰まりを防ぐので、肌荒れ予防に効果的です。

また、洗顔をするときはお湯の温度を「32度くらい」に設定しておきましょう。32度のぬるま湯は、肌の刺激になりにくく、汚れも浮きやすい適温です。

 

次は、スキンケアに慣れている方におすすめの美容法をご紹介します。

 

 

スキンケア上級者におすすめの方法もご紹介

スキンケアに慣れている、お手入れ上級者の方におすすめの方法を3つご紹介します。

 

収れん化粧水を取り入れてみる

夏は、肌を引き締めやすい収れん化粧水を取り入れてみましょう。収れん化粧水は、肌を落ち着かせたり、引き締めたりする効果があります。そのため、皮脂が原因で開きやすい毛穴を引き締める方法としておすすめです。

アイテムにもよりますが、収れん化粧水は、洗顔後すぐに使うのが効果的です。コットンでふきとったり、パッティングしたりして使用します。ひんやりとした質感のアイテムが多く、肌が引き締まります。その後に、保湿化粧水で水分補給をしましょう。

 

水分だけではなく油分も補う

元々が乾燥肌の方は、夏でも「油分の補給」を続ける必要があります。肌が理想的に潤っている状態は、水分と油分のバランスが整っている状態です。化粧水やローションで水分補給をした後は、乳液やクリームを使用して油分を補いましょう。

夜には、スペシャルケアを取り入れてみましょう。オイルマッサージなどで、油分をじっくりと補ってあげる方法がおすすめです。

 

角質ケアを取り入れる

夏場は、週に1度の角質ケアを取り入れてみましょう。角質ケアとは、肌表面に残っている不要な角質を取り除くお手入れです。化粧水で拭き取る方法や、スクラブ剤で洗い流す方法などが存在します。おすすめは、週に一度ほど、スクラブ剤入りの洗顔を使用する方法です。定期的に行うことで、不要な角質が除去されて、滑らかな肌を手に入れることができます。

スクラブを洗い流した後は肌表面が滑らかになるので、メイクのりもよくなります。次に使用するスキンケアの浸透のサポートにも繋がるのがメリットです。

 

 

丁寧な肌のお手入れを続けよう

夏場は、外部の環境による肌のダメージが増える季節。夏の特徴を理解して、対策を行うことが大切です。毎日のお手入れは丁寧に、コツコツと続けていきましょう。