2021.08.10
ウォーキングに美容やダイエット効果があるってホント?歩いて美しくなる方法をご紹介
昨今の、お家時間の増加やテレワークの導入で、運動不足の方が増えてきました。
また、「コロナ太り」という言葉をよく耳にするかと思います。
運動不足解消のため、「運動を始めよう!」と考える方もいるのではないでしょうか。
最近、そういった方に注目されているのが「ウォーキング」です。
ランニングほど敷居が高くないので、すぐに始められるのが良いですよね。
ですが、ウォーキングをキチンと理解されてる方は少ないと思います。
「ウォーキングに、ダイエット効果ってあるのかな?」
「ウォーキングをすると良いらしいが、何が正しいウォーキングなんだろう?」
「ウォーキングをすると、メンタルにはどんな影響があるんだろう?」
「ウォーキングが美容にも良いってホントかな?」
ひと口にウォーキングとはいっても、分からないことだらけですよね。
本記事では、こういったお悩みに応えていきます。
本記事で分かることは以下のとおりです。
- ウォーキングがダイエットになぜ良いのか?
- ウォーキングがメンタルにも良い理由
- 正しいウォーキングのやり方
- ウォーキングにおススメの時間帯
- ウォーキングが美肌に良い理由
ウォーキングへの理解を深めていただき、ぜひウォーキングに取り組んでいただければ幸いです。
ウォーキングがダイエットに効く理由
ウォーキングには以下の効果があります。
- 脂肪燃焼
- 血流促進
- 下半身の筋肉増加(痩せやすくなる)
それぞれの効果を確認していきましょう。
①脂肪燃焼効果
ウォーキングは、脂肪を燃焼する効果があります。
それは、ウォーキングが「長時間の有酸素運動」だからです。
有酸素運動とは、軽い負荷を長い時間かけて行う運動のこと。
長時間、酸素を取り込みながら行う有酸素運動は、例えるならガソリンで動く車です。
車はアクセルを踏み込むと、燃料であるガソリンを燃焼し走行します。
この燃料にあたるのが、糖質や脂肪なのです。
ですから、脂肪や糖質を燃料にするウォーキングには、脂肪燃焼効果があると言えます。
②血流促進
ウォーキングをすると、有酸素運動による効果で、血の巡りがよくなります。
血流が良くなると、以下のようなメリットがあります。
- 冷え性の改善
- むくみの改善
- 体温の上昇
また、ふくらはぎの血流が良くなるのは大きなメリットです。
ふくらはぎは、「第二の心臓」と呼ばれています。
心臓から送り出された血液を、ふくらはぎが心臓に送り返すポンプの役割をしています。
ふくらはぎのポンプ機能が低いと、心臓・血管の両方にダメージを与えてしまいます。
さらに、血栓などもできやすく命のキケンもあります。
ウォーキングをして血流促進すること、命を守ることにも繋がるのです。
③基礎代謝の上昇(痩せやすくなる)
ウォーキングをすると、下半身が鍛えられ「基礎代謝」が上がります。
基礎代謝とは、「何もしなくても消費されるカロリー」のこと。
筋肉が多いと、筋肉を維持するためにカロリーが必要になります。
つまり、筋肉量が多ければ、何もしなくてもカロリーが消費されるのです。
じつは、全身の筋肉の割合は下半身が70%。
痩せたいのなら、筋肉量の多い下半身を鍛えるのが最短コースと言えます。
ですから、ウォーキングをして下半身の筋力を増やしましょう。
すると、基礎代謝が上昇してダイエット効果が期待できますよ。
ウォーキングは、心の健康にも良い
ウォーキングは、メンタルの健康維持に期待ができます。
ウォーキングによるメンタルへの健康効果は下記のとおりです。
- リフレッシュ効果
- セロトニンの分泌
- ストレスの軽減
- 集中力の向上
特にセロトニンの分泌は、メンタルケアに大きく作用します。
セロトニンとは神経物質の1つで、感情のコントロールやメンタルの安定に関わります。
セロトニンは、別名「幸せホルモン」と呼ばれるもの。
仮にセロトニンが少ないと、鬱や睡眠障害を起こし、それにより体調にも悪影響を与えてしまうのです。
ウォーキングをすることで、セロトニンが増え、活力のなる日々を送れるようになります。
また、セロトニンは「太陽の光を浴びる」と増えます。
天気の良い日にウォーキングすることは、最高のセロトニン分泌を促す方法です。
毎日を楽しく過ごすため、外に出てウォーキングをしましょう。
ウォーキングの正しいやり方
どれくらいウォーキングすればいい?
「ウォーキングは何分すればいいんだろう?
長ければ、長いほどいいのかな?」
ウォーキングは、15分くらい行ったあたりから体脂肪が使われ始めます。
ですから、最低15分以上を目安にするといいでしょう。
15分でしたら、無理せず続けることができるはずです。
また、長ければいいというものではありません。
1時間以上のウォーキングは、逆に痩せにくい体質をつくってしまうというデータもあります。それでは、ダイエットとしては逆効果になってしまいます。
最低15分以上、一時間以内がベストと言えます。
おススメは、30分程度がちょうどいいですよ。
ウォーキングの正しいフォーム
ウォーキングの正しいフォームは、以下のとおりです。
- 頭が上から引っ張られているイメージで、背筋を伸ばす
- アゴを引き、前方を見る
- 肩・腕の力は抜き、足の動きに合わせてテンポよく振る
- お腹を引き締める
- 足は、かかとから着地する
せっかくのウォーキングも、正しく行わなければ効果は半減してしまいます。
また、間違えたフォームで行うと、膝に負担がかかり、ケガの原因にもなってしまいます。
正しいフォームを身に付けて、ダイエット効果を最大限に発揮しましょう。
最初はむずかしく感じるかもしれませんが、回数をこなすことで自然と行えるようになりますよ。
ウォーキングにおススメの時間帯
ウォーキングを行う時間帯は、断然「朝」がおススメです。
なぜなら、朝にウォーキングをすると脂肪燃焼効果を向上できるからです。
通常、運動をする際のエネルギー源は「糖質」です。
ところが、朝は、体の中に糖質が不足している状態です。
これは、睡眠中に糖質を補給できないことが原因と考えられています。
糖質不足の状態では、ウォーキング時のエネルギーを別のもので補わなければなりません。
そこで、糖質の代わりに使われるのが「脂肪」なのです。
ですから、ウォーキングの効果を高めるなら、脂肪を燃焼できる朝がおススメとなります。
【注意】起きてすぐのウォーキングは避けましょう。
起床時の体は以下のような状態にあります。
- 水分不足
- 血液がドロドロの状態
- 血圧が高くなっている
起きてすぐのウォーキングは、体にとって負担になることがあります。
起床後30分くらいは、軽いストレッチと水分補給をして過ごしましょう。
また、血圧が高い人は時間帯を変えましょう。
なぜなら、朝は血圧が上がる時間帯です。
血圧が高い人が、朝のウォーキングをすると、血圧がさらに上昇します。
すると、以下の症状を引き起こすリスクが高まります。
- 心筋梗塞
- 狭心症
- 脳梗塞
- 脳卒中
血圧が高い方は、お昼や夜のウォーキングにして時間帯を調整しましょう。
実は美肌にも良い
ウォーキングには、「美容効果」も期待できます。
ウォーキングの美肌効果は、以下のとおりです。
- 血流が良くなり、顔のくすみ・むくみが改善される
- 汗をかくことによるデトックス効果
- 冷え性などの体質改善
- 肌のターンオーバーを促す
特に重要なのは、体質改善です。
女性は、冷え性の方が多いですよね。
冷え性は、手足が冷えるだけでなく、美容面でも良くありません。
- 肌のターンオーバーが遅れる
- 肌荒れ
- ニキビ
- 乾燥肌
- くすみ
- シワ
- シミ
このように、冷え性は美容に悪影響を与えてしまうのです。
せっかく、普段しっかりスキンケアをしているのに、もったいないと思いませんか?
ぜひ、ウォーキングで冷え性を改善し、美しさに磨きをかけていきましょう。
まとめ
本記事の内容をまとめます。
- ウォーキングには、「脂肪燃焼」というダイエット効果がある
- ウォーキングをすると、セロトニンが分泌され、メンタルケアにつながる
- ウォーキングは、朝にするのがおススメ【ただし、高血圧の方は避けるべき】
- ウォーキングには、アンチエイジング効果があり、美肌を期待できる
ウォーキングは、気軽に誰でも始めることができる運動です。
健康効果が高く、非常にコスパが良いと言えるのではないでしょうか。
ハードな運動でもないので、継続しやすいのも魅力的です。
ぜひ、ウォーキングを習慣化して、健康的な身体とメンタルを手に入れましょう。