コラム

2021.06.24

野菜から食べるとなぜ痩せやすいの? 続けやすい理由2つを徹底解説

いつも何気なくしている食事。この順番を変えるだけで痩せやすい体質を手に入れることができるってご存知ですか?続けないと効果が出にくいダイエット。効果が出る前にやめてしまいリバウンドを繰り返していませんか?リバウンドしてしまうのは、痩せにくい体質を自分で作ってしまっているからです。もし野菜から食べる食事方法を取り入れたら、今まで食べていたものを楽しみながら痩せやすい体質を手に入れられるかもしれません。痩せやすい体質を手に入れる野菜から食べる食事方法がおすすめである2つの理由について解説していきます。

 

 

無理なく続けやすい

ダイエットと聞くと、「○○だけダイエット」「○○抜きダイエット」というものを思いつく人が多いです。食事に制限をかけるので結果を出しやすくなりますが、我慢が必要になるのです。我慢すると無理しないと続けにくく、どうしても結果が出たらやめてしまい結果的にリバウンドしてしまう人も多いです。

それでは野菜から食べることでなぜ無理なく続けやすいのでしょうか?

 

カロリーを減らさなくていい

ダイエットが続かない一つの原因にカロリーの計算があります。野菜から食べる場合、カロリーを気にしすぎる必要がなくなります。カロリー計算でも、使っている食材・調味料を変えると計算が変わってなかなか正確に計算できません。

カロリーを気にしすぎるあまり食事量を減らす人もいますが、食事量を減らしてしまうのは避けるほうがおすすめ。必要な栄養が摂取できなくなると代謝が落ちてしまいます。代謝とは筋肉で消費されるエネルギーの事。必要な栄養素を取らずに体重が落ちた場合、脂肪ではなく筋肉が落ちてしまっていることが多いのです。筋肉が減っているので、長期的に見れば太りやすい体を作ってしまいます。

 

準備する必要がない

○○だけダイエット」の場合、その食材を買いに行く必要があります。テレビなどで特集をされた場合、次の日にはスーパーからその食材がなくなることも珍しくありません。スーパーで買えなかった場合、始めたくてもなかなか始めることができません。始めたとしても、次の買い物の時に準備できなければ継続もできません。

野菜から食べる食事方法は、特別何かを準備する必要がありません。そのため、次の食事から始めることができるので、始めるまでの準備が必要ありません。継続するためにも何かを準備する必要がないので、中止ややめるきっかけもなかなかないのがこの食事方法。

 

我慢しなくていい

食事は人間の欲求ですが、食事を我慢する必要があるのがダイエット。我慢が積み重なるとどうしてもストレスになってしまいます。ストレスがたまると、食事で発散する人も多いはず。減らすのには何日も我慢していたのにも関わらず、増えるのは一瞬。何日もする我慢を1日でなくしてしまうのは、とてももったいないです。

食事の順番を変えるだけだと、食べたいものを必要以上に我慢する必要がありません。食べる順番を変えるだけでストレスが溜まりにくくなり、食事でストレスを発散する必要がなくなります。

 

ドカ食いしなくなる

野菜には食物繊維が多く含まれています。そのため歯ごたえがあるので、しっかり噛む必要があります。噛むことで満腹中枢が刺激されるので、同じ量を食べたとしても満腹感がアップします。その結果食事量が減る人が多く、痩せやすくなるのです。

このように、食事で我慢する必要も減るし、もしストレスがたまったときに食事で発散した場合、野菜から食べることでドカ食いをしなくて済みます。万が一ドカ食いでストレス発散をしても、なかなか今までのドカ食いと同じ量を食べることができません。そのため、結果的に太りにくくしてくれるのです。

 

 

食物繊維が血糖値の上昇を抑える

野菜には食物繊維が豊富ですが、この食物繊維を最初にとるのが、この食事方法の重要ポイント。胃や小腸の粘膜に食物繊維が張り付くことで、糖類(炭水化物を体の中で使いやすい形に変えたもの)の吸収をなだらかに抑えてくれます。糖類の吸収をなだらかに抑えることで、血糖値の急激な上昇を抑えてくれるので、空腹の時間を減らしてくれます。

空腹の時間を減らすことで、間食で小腹を満たす必要がなくなります。間食でスナック菓子や甘いものを取ってしまうことで、食事量も増えてしまうし、糖類を増やしてしまいます。糖類を取ってしまうからこそ空腹になりやすく、間食をしたくなるのです。糖類の急上昇と急降下の波を少なくできるからこそ、野菜から食べる食事方法がおすすめなのです。

 

おすすめの食品と必要量

それではどんな食品がおすすめで、どのくらいの量を食べるのを目安にすればいいのでしょうか?

食物繊維が豊富に含まれている食品には、野菜、果物、豆類、海藻、キノコ、こんにゃくがあります。野菜だけを先に食べるのが大変な人は、他の食物繊維が豊富に含まれている食品も一緒に食べるのがおすすめ。

生野菜だと、おおよそ両手いっぱい分、加熱した野菜で摂る場合おおよそ片手いっぱいの量がおすすめ。おおよその量で考えればいいので、カロリー計算のような細かい計算が必要ありません。目安量を13回毎食摂取するように心がけましょう。

 

おすすめの食べる順番

野菜から食べるのがおすすめの食事ですが、そのあとに食べる順番も工夫する必要があります。

  1. 野菜を食べる
  2. 肉・魚・大豆などのたんぱく質を食べる
  3. 最後にご飯やパン、パスタのような炭水化物を食べる

イメージとしてはコース料理や会席料理の出される順番。

 

代謝を上げる食べ方

代謝を上げたいときには酵素を摂るのがおすすめのため、生野菜で食べましょう。酵素ドリンクは代謝を上げるために摂るものですが、その酵素を食事でも取り入れるようなイメージです。

食べ物を体の中で栄養素として使えるようにするための消化や、骨や肌の生まれ変わりである新陳代謝のためには酵素が必要になります。その酵素を生野菜から摂り入れることで、痩せやすい体だけでなく、美肌にも近づけるのです。

 

体を冷やさない食べ方

「生野菜は体を冷やすのが気になる」という人は、温野菜にして食べましょう。蒸すときに肉や魚、きのこと一緒に蒸すことで、風味がつき調味料を使うことなく味を変えることができます。肉や魚と一緒に蒸した場合には、盛り付けは一緒にしないように工夫するだけで、1回の調理で2品作ることも可能になります。

 

このように野菜から食べることで、食物繊維が糖類の吸収を抑え、空腹の時間を短くしてくれます。食事量も手のひらサイズで考えることができるので、難しい計算が必要ありません。そのあと食べる順番を決めることで、食事の際に次に何を食べようか気にする必要もありません。代謝を上げたいか、体を冷やしたくないかで調理方法を決められるので、料理するときに何を作ろうか悩む必要もありません。

 

 

次の食事から取り入れてみよう

いつも何気なく食べている食事。その食事の時に食べる順番を気にするだけで、痩せやすくすることができます。「○○だけダイエット」「○○抜きダイエット」「カロリー計算ダイエット」など、なかなか続けられなかった人こそ、自分で太りやすい体質を作っていたかもしれません。今度こそ野菜から食べる食事方法で、苦労せずに痩せやすい体質を手に入れませんか?