コラム

2021.08.18

日焼けダメージを残さないためには?

まだまだ暑い日が続いていますが、お肌のケアはできていますか?
夏の紫外線は四季の中で一番強く、少し外に出るだけでもお肌にダメージを与えてしまいます。
夏の間はそこまで肌ダメージを感じていなくても、夏の終わりや秋へと季節が変わる頃に「お肌がくすんでいる…?」「シミやそばかすができている…!」なんて悲しい経験をしたことはありませんか?
夏場に蓄積した肌ダメージが、後々取り返しのつかない状態にならない為に、お肌へのダメージは残さないようにする必要があります。

そこで今回は夏場に受けた肌ダメージを、後に残さないためのケアについて紹介をしていきます。
「正直この夏、結構肌ダメージを与えてしまっているかも…」と心当たりがある方は、ぜひこの記事をチェックして、ダメージを残さないケアをしてあげましょう。やるとやらないでは、あなたの今後のお肌の状態が大きく変わるかもしれません!

 

 

夏場はお肌にどんなダメージが?

そもそも夏場はどのようなダメージがお肌に与えられているのでしょうか。
皆さんがイメージしやすいのは、紫外線を浴びることによるダメージではないでしょうか?
夏場の紫外線量は四季の中で一番多いですし、海やプール、アウトドアなど外に出かける機会も増えるので、お肌には大きなダメージを与えていることは確かです。

しかし実は紫外線だけでなく、夏場に使用することが多くなるクーラーよって、お肌が乾燥してダメージを与えることもあるのです。
冬だけではなく、夏でも乾燥は気を付けなければいけないポイントなのです。さらに、クーラーの効いている室内と、暑い屋外を出入りすることによる寒暖差から、お肌の水分量が減ってしまうことも考えられます。

また、夏場の暑さからお肌がオイリーになってしまう方もいらっしゃいます。油分のバランスが取れず、ニキビなどの肌荒れを起こしてしまうことも。
夏場にはお肌にダメージを与える要因がこんなにも沢山あるのです。

 

夏場の乾燥によるくすみ・シワ・吹き出もの

先程もお伝えしたように、夏場でもお肌が乾燥してしまう要因はたくさんあります。乾燥によってどんな影響を受けるかというと、お肌の水分量が少ない為、ハリが出ずシワができる原因になります。また、潤いがないとお肌は透明感を保てず、くすんだ印象になってしまいます。きちんと睡眠をとっているはずなのに何か顔色が悪く見える…なんてことも起きてしまいます。

また「夏場はオイリーになりやすいから、あまり肌をベトベトさせない方が良い」と考える方が多く、乾燥している状態にも関わらず、保湿不足のスキンケアをしてしまっているケースもたくさんあるのです。お肌がオイリーになっているから、ニキビができているのかな?と思い保湿を怠ってしまうと余計に肌荒れが悪化してしまう、なんてこともあります。

乾燥が原因でこんなにもお肌にダメージがあるのか…と怖くなりませんか?夏は紫外線による乾燥、寒暖差やクーラー・除湿による乾燥と、外にいても中にいても乾燥と隣り合わせなのです。

 

夏場の紫外線によるシミ・そばかす

夏場の乾燥からくるダメージの怖さは理解していただけたと思いますが、やはり夏場の肌の敵と言えば紫外線ですよね。皆さんも日焼け止めを塗り、日傘や帽子などで日焼け対策をしているのではないでしょうか?ジリジリと焼き付けるような日差しの強さで、対策をしないとすぐに日焼けしてしまうような環境ですよね。

そんな夏の大敵・紫外線によって、シミやそばかすができやすいというのはよく聞く話ですが、どうして紫外線を浴びるとシミ・そばかすができてしまうかご存知でしょうか。

実はシミやそばかすは、肌の中のメラニンという色素細胞が、紫外線からお肌の細胞核を守ろうとして生成されてしまいます。お肌を守ろうとする過程で、メラニン色素はどうしても生成されてしまうのです。お肌の弱いor強いによっても多少差はあると思いますが、どんなにケアをしている人でもメラニンは生成されてしまうということです。

つまり、紫外線を浴びない努力をすることもとても大切なのですが、浴びてしまった後にどれだけケアできるかもカギになるということです。

 

 

日頃のケア紹介

クーラーや寒暖差による乾燥や紫外線によるダメージは、どれだけ夏場に対策をとっていても、生活をしている以上なかなか避けることはできないですよね。できる限り対策は必要ですが、そこにばかり気をつけるのではなく、その後のケアを正しく丁寧にやってみてはいかがでしょうか?

夏は暑いしベトベトするからケアもササっと、さっぱりさせて終わり…なんてケアになってしまっている方がいらっしゃれば、それは今日からやめてください!

思春期のニキビは抗菌やサッパリさせる事が大事ですが、大人の肌トラブルは丁寧なスキンケアが命です!

ここからは、夏場の肌ダメージをカバーできるような日頃のケアをご紹介します。ぜひ皆さんも日頃のケアを見つめ直していただき、ダメージを残さずにキレイなお肌をキープできるようなケアをしてあげてください。

 

しっかりとした保湿ケア

「皮脂が出るから保湿は不要」というのは大きな間違いです。皮脂が出ていても、お肌が乾燥していることはよくあることです。むしろお肌に油分が足りなく、頑張って自分から皮脂を出しているケースも考えられます。
ここでは、お肌に水分をしっかりと閉じ込めてあげられるケアをご紹介します。

まず一つは、化粧水や美容液をつける際に優しくハンドプレスをしてあげること。
ただ化粧水などをつけるだけよりも、水分の浸透力がアップするので、お肌を潤わせることができます。

もう一つは、田中みな実さんもオススメしているパック法の“乳液仮面返し”です。
方法は簡単で、普段使用するシートマスクに乳液をプラスするだけです。
まずはいつも通りにシートマスクを顔に付け10分待ちます。その後、マスクの上から乳液をたっぷりとつけ、クルクルとマッサージをするように乳液を浸透させていきます。乳液をつけ終わったらシートマスクを裏返しにし、乳液をつけた側をお肌につけます。そこからまた10分待てば終了です。最後にシートマスクを外したら、軽くハンドプレスをして乳液をさらに染み込ませてください。
これをいつものケアにプラスするだけで、いつ以上にお肌をモチモチにすることができます!ご自宅にあるもので簡単に試す事ができますのでぜひ試してみてください。

 

ビタミン豊富な食べ物を食べる

スキンケア化粧品でしっかりとダメージをケアしてあげることで、かなりリカバリーができると思いますが、それだけでは十分とは言えません。内側からも綺麗になるアプローチをする必要があるのです。
特に手間ひまをかける必要はありません。お肌にいい働きをしてくれるビタミンが含まれている野菜やフルーツを、積極的に摂取するようにしてみましょう!

お肌に良いビタミンは、ビタミンACEと言われており、その他にリコピンという色素もキレイなお肌を作る手助けをしてくれます。

ビタミンAであればレバー、卵黄、にんじん、ほうれん草などに多く含まれ、
ビタミンCはピーマン、ブロッコリー、キウイフルーツ、イチゴなどで摂取することができます。
ビタミンEはナッツ類や魚介類、アボカドなどに豊富に含まれています。トマトやスイカ、パパイヤ、マンゴーなどにも含まれており、これらを積極的に摂取することでお肌のダメージを残さないよう働きかけてくれます。

どんなビタミンもバランスよく摂取する事が大切ですが、肌にダメージを与えてしまったな、という時はこれらの食べ物を意識して摂取してみてください!

 

 

<まとめ>

いかがでしたでしょうか?紫外線や乾燥によるダメージで肌トラブルを起こさない為にも、今回紹介したケア方法をぜひ試してみてください。では今回のポイントをまとめてみます。

  • 夏場は紫外線によるシミ・くすみなどのダメージや、クーラーや寒暖差によって乾燥することでお肌にダメージを与えてしまいがち
  • ベトベトしがちな夏場でも、お肌への保湿は重要!
  • ハンドプレスや乳液仮面返しを日常のケアにプラスしてダメージケア!
  • お肌に良い食べ物を摂取して、内側からもキレイのアプローチをする!

夏本番にどれだけ正しくケアできるかによって、ダメージの残り方は本当に変わってきます!ぜひどれか一つでも試していただき、キレイなお肌で秋を迎えましょう!